子供に初めてスマホ/タブレットを持たせるとき、「不適切なサイトへアクセスしないだろうか」「SNSでトラブルに巻き込まれないだろうか」「スマホ依存症にならないだろうか」など、心配事は多いですよね。しかし、いつも親の目の届くところでしか使わせないというわけにもいきません。
そんな時は、セキュリティソフトの搭載されている「ペアレンタルコントロール機能(保護者向け制限機能)」を利用してみてはいかがでしょうか。
ペアレンタルコントロール機能(保護者向け制限機能)とは
一般的には、子供にとって不適切なWebサイトを表示させなくする「有害サイト制御」や、アプリごとに使用可否を設定する「アプリ制御」が、ペアレンタルコントロール機能といわれています。
有害サイト制御
基本的には、カテゴリ単位で適切/不適切を設定します。カテゴリ分類はメーカーにより異なりますが、不適切にしたいカテゴリを選択するだけですので、設定は簡単です。もちろん、「禁止しているカテゴリだけど、ある特定のページだけ見せたい」という場合は、例外処理も可能です。
アプリ制御
アプリ単位で適切/不適切を設定します。スマホ/タブレットにインストールされているアプリが一覧で表示されますので、使用させたくないアプリを選択するだけで設定は完了します。
ペアレンタルコントロールを設定する前に
まずは、インターネットの危険性や、保護者として子供に気を付けてほしいことを伝え、一緒にルールを考えましょう。一緒に決めることで、子供はルールを守らなければいけない理由を理解しますし、子供の自制心を鍛えることにもつがなります。
・スマホを使うのは決められた時間だけ
・食事中にスマホを利用しない
・アプリをダウンロードするときは保護者に相談し、 追加料金がかからないようにする
・ながらスマホ(歩きスマホや自転車に乗りながら)はしない
・個人情報や本人だと特定できる写真をネット上にアップしない
・LINE以外のSNS(TwitterやInstagramなど)で情報発信しない
・LINE・Twitter・掲示板などで個人情報や友だちの悪口を書かない
・面識のない人とは連絡や連絡先の交換をしない
・子どものLINEやメールのメッセージを親が確認する
おすすめのセキュリティソフト
多くのセキュリティソフトにペアレンタルコントロール機能は搭載されていますが、おすすめは「ESET インターネット セキュリティ」です。理由は、ペアレンタルコントロール専用プログラム「ESET ペアレンタルコントロール」が用意されており、単純な可/不可の制御だけでなく、きめ細やかな設定ができるためです。
▼「ESET インターネット セキュリティ」を購入後、選択できる4つのプログラム
分類 | 利用OS | 利用できるプログラム | |
![]() | セキュリティプログラム | Windows向け | ESET インターネット セキュリティ |
Mac向け | ESET サイバーセキュリティ プロ | ||
Android向け | ESET モバイル セキュリティ | ||
ペアレンタルコントロール | Android向け | ESET ペアレンタルコントロール |
※利用プログラムにつき、1ライセンス必要です。
簡単な「有害サイト制御」
「ESET ペアレンタルコントロール」の有害サイト制御は、子供の年齢を選ぶだけで設定が完了できます。(年齢に応じた推奨設定が事前に準備されています。)
きめ細やかな「アプリ制御」
「ESET ペアレンタルコントロール」のアプリ制御は、アプリの利用可/不可だけでなく、利用可能時間帯や利用合計時間の設定まで可能です。設定画面も、曜日/時間別に設定できるようになっていて使いやすいです。
・学校にいる時間はスマホ禁止
・スマホゲームは1日2時間まで。夜10時以降は利用禁止。
子供の行動がわかる「ゾーン機能」
「ESET ペアレンタルコントロール」には、子供(スマホ)の場所をいつでも確認できるゾーン機能が搭載されています。事前に学校や塾などの場所をゾーン指定することで、ゾーンへ到着したとき、ゾーンから出発したときに保護者へ通知が届くように設定できます。
・学校を登録することで、遅刻なく登校できたか確認。また、帰宅時間が事前にわかる。
・近寄ってほしくない場所(危険な場所)を登録することで、事故の予防に利用できる。
詳細なレポート機能
・子供の興味/関心を把握して、コミュニケーションをとれる。
コメント