在宅勤務やオンライン飲み会が増えるにつれ、Webコミュニケーションツール(Zoom / Skype / Microsoft teamsなど)を利用する機会が増えてきています。
今回は、Webコミュニケーションツールで利用されるWebカメラに対し、どのような不正行為があり、どう対応すべきかをご紹介します。
Webカメラを利用した不正行為とは?
Webカメラを利用した不正行為といえば、ハッキングによる「のぞき見」が一番に挙げられます。
その目的は、「個人情報の取得(ストーカー行為)」や「企業情報の取得(スパイ行為)」など様々ですが、何にしろ、知らぬ間にWebカメラで覗かれているというのは誰しも嫌な気持ちになるでしょう。
Webカメラのハッキング方法
Webカメラのハッキング方法としては、主に「マルウェアに感染させ、Webカメラを遠隔操作する方法」と、「システムの脆弱性を突いた不正アクセスでWebカメラを操作する方法」が挙げられます。
Webカメラのハッキングを防止するには①(システム編)
基本的なことですが、マルウェアに感染させないためにセキュリティソフトを利用することと、システムを常に最新バージョンにアップデートし、脆弱性を突かれないようにすることが重要ですね。
なお、セキュリティソフトによっては、「Webカメラ制御機能」が搭載されています。何らかのプログラムがWebカメラにアクセスした際、パソコン画面上に確認画面が表示され、アクセスの許可/拒否を選択できます。
身に覚えのないプログラムだった場合、拒否をすればいいということですね。
※「Webカメラ制御」が搭載されているセキュリティソフト例(Windows)
ESET
ノートン
カスペルスキー
Webカメラのハッキングを防止するには②(物理編)
物理的な対策というのも実はおススメです。
Webカメラを全く使わない方であれば、そもそもシールやテープなどでレンズを塞いでしまうというのもいいでしょう。
また、ある程度の頻度でWebカメラを利用するというのであれば、「Webカメラカバー」をおすすめします。Amazonや楽天などで数百円程度(300円~900円程度)で販売されています。
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